7月16日(月)4日目 このうしろ姿は・・
この旅で一番楽しみにしていた
カトマイ国立公園ベアウォッチングツアー
カトマイ国立公園は世界最大のグリズリーベアの禁猟区。
世界最多のグリズリーベアが保護されていて、
その数は2,000頭以上と見積もられているそうです。
ニジマスやサーモンが釣れる場所としても有名ですが、
その魚をグリズリーベアが食べに集まってくる場所でもあるため、
ベアウォッチングの名所としても人気があります。
川にサーモンが遡上する7月と8月末がベアウォッチングのベストシーズン。
世界中から大勢の写真家やグリズリーベア好きが集まります。
遂に間近でグリズリーベアに会えるのね~ヾ(≧∀≦)ノ"ワ~イ
カトマイ国立公園までは空路でしか行けません。
アンカレッジから飛行機を2つ乗り継がないと辿り着けないんです。
宣言通り午前3:00起床~。早朝からワクワクです♪
午前5:50 ホテルを出発し、午前6:30にアンカレッジ国際空港に到着。
空港内にはもちろんグリズリーベアの剥製が何体かあります。
鹿さん逃げて~~(^m^)ププ
チェックインを済ませ今日はここで現地日本人ガイドさんとお別れ。
これから1日、しゅんちゃんと2人っきりです。
午前7:45 ペンエアー航空にて キングサーモンという街へ出航。
小型飛行機です。機内はこんな感じ~。
機内に置いてあった雑誌にウエスティを発見!
実家でお留守番をしているノンノのことを思い出します。
機内で配られたおやつ
グリズリーを見る前にグリズリーチップスを食べる。
窓の外には相変わらずキレイな景色が広がります☆
午前9:05キングサーモン空港に到着
ビックリするくらい小さな空港です。
カトマイエアーが経営するブルックスロッジ・シャトルバスに乗って
ブルックスロッジに到着
着いてすぐ、外に置いてある体重計で体重を計ります。
何故なら・・
水上飛行機に乗るから~。重さのバランスを考えるんですね。
午前10:20、ブルックス・キャンプへ出航~♪20分の飛行時間。
パイロットも含めて6人乗り。
手前に乗っているのは横浜在住のOさん夫妻。とても素敵なご夫婦でした。
ここまで来るとさすがにみな外国の人だらけだったけど
唯一の日本人を発見して嬉しくなっちゃいました~♪
Oさん夫妻は今日から1泊2日でカトマイ国立公園にある
唯一の宿泊施設ブルックスロッジ Brooks Lodgeに
宿泊するんですって~。羨ましい~~(≧∀≦)!!
宿泊施設ブルックスロッジは人気が高くて予約がとりづらいんです。
その値段も格別で1泊食事なしの1部屋が約10万円くらいするんです。
それでもシーズンの7月初旬から中旬は世界中からの観光客の予約で
約2年先でないと予約が取れないんです!
急遽キャンセルが出て予約が取れたんですって~。ほんと羨ましい~(≧∀≦)!!
次回は私も絶対に泊まる!!!!!
午前10:40 遂にグリズリーベアの楽園、カトマイ国立公園に到着~♪
足下に注意して・・
足下に注意して!グリズリーベアのウンコ(≧~≦))ププッ
ナクネック湖の湖畔には早速グリズリーベアがいました。
到着してすぐ、ビジターセンターにて熊に対する注意など、
パークレンジャーより講習を受けなければいけません。講習後は自由行動となります。
日本語版の注意事項のビデオもありました。
※1人歩きは避ける 林道を歩くときは複数で、なるべく大勢で行動する
※食べ物、飲み物、匂いのキツイ物は持ち歩いてはいけない
※全てのゴミは指定の屋内のゴミ捨て場所へ捨てる
※荷物だけを置きっぱなしにしてはいけない
※視界が限られている場所では常に周りに注意し、音をたてる
もし熊に出会った際は熊が気付いたら音をたてるのをやめる
※熊との距離は50m以上あける
50m以内で熊に会った場合は後ずさりで距離をあけていく
至近距離で出会った場合はゆっくりと手を振ってソフトに話しかけ落ち着いて
ゆっくり後ずさりして距離をあけていく などなど・・
もし熊が人間を襲ってしまったら、間違いなくその熊は射殺されるそうです・・
今まで事故は一度も起きていないそうですが、
そんな悲しいことがないように人間が注意する必要があるんですね。
ここはあくまでもグリズリーベアのテリトリーなので。
講習が終わるとパークレンジャーからバッジをもらいました。非売品です^^
今 気付いたんだけど100周年の記念バッジなのね~!
ここからは自由行動です。
観測場所へ向かってGo!Go!です!
って、言葉とは裏腹にかなりビビッていましたが・・(^ロ^;)
前のグループの後ろを終始 勝手にキープ(^m^)ププ みんなで歩けば怖くない!精神。
歩くこと5分、浮き橋に到着。
浮き橋の先に安全な観察場所
ローワープラットフォーム[ 観察場所1 ] があります。
浮き橋からは遡上するサーモンの姿も観察できるのですが立ち止まり禁止。
ビジターセンターとブルックス滝までの間には要所にパークレンジャーが配置され、
絶えず熊の情報を取り合っています。
グリズリーベアと観光客を見張っていてくれます。
お仕事中ですがちょっと記念撮影をお願いしました。
「私って有名人なのね~!」と喜んでくれました~(o^▽^o)/
こんな所で釣りが出来て幸せですね。
安全な観察場所
ローワープラットフォーム[ 観察場所1 ] に到着。
と、早速グリズリーベア発見!ぷっくりしたお腹のラインがチョ~キュート。
黙々とサーモン探しをしていました。
お風呂に浸かっているみたい(^m^)ププ
お次は安全な観察場所
滝のプラットフォーム[ 観察場所2 ] へ向かってGo!Go!
カトマイ国立公園で一番楽しみにしていた
ブルックス滝です♪
ブルックス滝まで20分の道のり~。
ブルックス滝トレイルという森の中をひたすら歩いて行きます。
前後左右いつグリズリーベアが出てくるか分からないのでドキドキです。
このトレイルを歩いていてグリズリーベアと鉢合わせするのは珍しくないようで、
前から後ろからグリズリーベアに挟まれた人もいるそう。
そんな時はグリズリーベアに道を譲ります。
また前のグループの後ろを終始 勝手にキープ作戦!(^m^)ププ
みんなで歩けば怖くない!
歩くこと20分、ボードウォークまで来てホッと一安心^^
高い所では3メートルぐらいの歩道橋。
観光客が多いため人気の
滝のプラットフォーム[ 観察場所2 ] に
入るのに規制がかかり15分待ち。
下流のプラットフォームで時間を潰す。
と言ってもグリズリーベアは目の前にいます(o^∪^o)
のっしのっしと歩きます~動画だよ~
川の中でも歩くの速いよ~動画だよ~ぷっくりしたお尻も可愛い(≧∀≦)
足の裏まで可愛い(≧∀≦)
とっても大きなグリズリーベアですが、冬眠前の9月にはサーモンをたくさん食べて
今よりプラス100kg位大きくなるそうです(゚д゚ノ)ノ ヒィィ!!
しゅんちゃんが約100kgなので、しゅんちゃんが1人くっ付いた感じ(笑)
休憩所の一角にアメリカのABC放送のブースがありました。
ドキュメントを製作しているそうです。イイなぁ~、観たいなぁ~。
安全な観察場所
滝のプラットフォーム[ 観察場所2 ]の順番がきました。
ずっと楽しみにしていた
ブルックス滝へGo!Go!ヾ(≧∀≦)ノ"♪
ボードウォークを歩いていると森の中からグリズリーベア登場!
森の中から登場~動画だよ~
歩き方もチョ~可愛い!! ちょっとゴリラみたい(笑)
この後しゅんちゃんはこのグリズリーベアとまさかの大接近!その距離2~3m!
いくら歩道橋があるとはいえ、グリズリーベアの大きさでは簡単に乗り越えられます。
その時の写真がこれ
ここのグリズリーベア達は豊富な食べ物があるため全く人間に興味を示しません。
それに長い年月をかけて、人間は何も害を与えないとグリズリーベアが学習したそうです。
賢いのぉ~!
念願の
ブルックス滝 キタ―(゚∀゚)―!!もはや私のテンションはMAX!!
沢山の人達がバズーカ砲みたいなカメラで撮影していました(≧~≦))ププッ
近くで見ている人間達には全く目もくれず真剣にサーモンを探しています。
この真剣な顔がたまりません(≧∀≦)
ブルックス滝のグリズリーベア~動画だよ~
この子、温泉に浸かっているみたい(笑)
温泉に浸かっているみたいなこのグリズリーベアですが、
この日見た中で一番の狩り上手!
サーモン ゲット!!~動画だよ~
サーモン捕食中①~動画だよ~
サーモン捕食中②~動画だよ~
私達が見ていた1時間の間に4匹くらい獲って食べていました。
それにしても、美味しそうに食べるのぉ~(*゚▽゚*)
滝の両サイドの森や中洲や下流でもサーモンを見つめる熱~い視線が・・
ブルックス滝ではグリズリーベアに序列があり、
力のあるグリズリーベアほど良い場所を確保できるそう。
滝のベストポジションは力のあるグリズリーベアの縄張り。
力のないグリズリーベアは滝に近づくことはできず、おこぼれをもらうか、
下流でより難しい狩りに挑戦しなければならないそうです。
クマさんの世界も色々と大変なんですね~。
縄張り争いが原因で、危うくケンカになるところでした。
ここは僕の縄張りだよ!~動画だよ~
この子はケンカで傷を負ってしまったようで体の深い傷が痛々しかったです(/o\)
こういう深い傷を負ってしまうとそこからバイ菌が入って致命傷になってしまうみたいです・・
カイ~の~
カイカイ~動画だよ~
とっても可愛いグリズリーベア達ですがなんとも鋭い爪(゚◇゚)
下流ではグリズリーベアの近くに釣り人が。
この後、グリズリーベアの方が森に帰って行ってしまいました(*^∇^*)
ここ数年、川を遡上するサーモンの数が少なくてこんな姿は見られませんでしたが・・
それでも可愛いグリズリーベアがたくさん見られて大満足でした~♪
行きと同様、帰り道も
ブルックス滝トレイルという森の中をひたすら歩いて行きます。
え!?しゅんちゃんと2人きり!?
いえいえ、そんなはずはありません!
行きと同様、みんなで歩けば怖くない!作戦(^m^)ププ
しかも帰り道はパークレンジャーも一緒でさらに安心!
浮き橋近くになったらパークレンジャーが「急いでプラットフォームに上って!」
と言うので訳も分からず急いで上ると・・
グリズリーベアが草の中に。
こんな時はもちろん浮き橋は閉鎖で人間達は通行止め。
ちなみに帰りも乗る水上飛行機の乗り場はこの浮き橋の向こうにあります。
ここはグリズリーベアのテリトリーなので自然に退くまで何時間でも足止めをくらうとか。
草むらで寛いでいたグリズリーベアが動き出した~!と思ったら何やら後ろから黒い物が・・
子連れのグリズリーベアでした~ヽ(*^▽^*)ノ
可愛い~!!!お母さんを見習って大きくなれよ~!!!
グリズリーベアの親子(あっこ撮影)動画だよ
グリズリーベアの親子(しゅん撮影)動画だよ
子クマは色んな物に興味津々。母クマは辺りをしきりに警戒していました。
子連れのクマには特に注意が必要です。
って、子連れのグリズリーベアが歩いて行った道、
ちょっと前に私達が歩いていた道なんです。
ちょっと遅れていたら子連れのグリズリーベアと鉢合わせでした(^ロ^;)
とってもとっても名残惜しいけど、午後6:00カトマイ国立公園とサヨナラの時間です。
湖畔で水上飛行機を待っていると、湖畔をゆっくり歩くグリズリーベア。
遠くの湖畔には親子のグリズリーベアがまったり寛いでいました。
窓の外には最後までグリズリーベア
大好きなグリズリーベアをいっぱい見られてほんと夢の様な時間でしたヽ(*^▽^*)ノワーイ♪
また絶対に来る!!!次回はここに宿泊だぁ~!!!
午後7:30 アンカレッジ国際空港に到着。
現地日本人ガイドさんが迎えに来てくれてアンカレッジの街に戻ります。
※時刻 午後10:00 白夜って怖~い(^□^)ワハハ
明日の氷河トレッキングに備えてガッツリステーキが食べたかったので
夕食はCLUB PARISというレストランへ。
New York Steak(16 ounces) デカッ!お皿からお肉が溢れていました^^
Halibut Filet ここのハリバット料理、フワフワで美味しかった~☆
しゅんちゃんはALASKAN BEERも堪能。
明日は氷河トレッキング♪
5日目につづく~